「やりがい」が孤立防ぐ

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 「やりがい」や「社会貢献」などの経済的理由ではない就労動機を持つことが高齢期の社会的孤立を防ぐ可能性があると、東京都健康長寿医療センターの研究グループが発表した。

 研究グループは、社会的孤立のなかった65歳以上の高齢者1556人を2.5年間追跡調査。就労の有無、働く理由を調べ、その後の社会的孤立の発生との関係を検討した。社会的孤立は「同居家族以外との交流が週1回未満」と定義した。

 その結果、就労の有無そのものは孤立と関連が見られなかった。働く理由がやりがいや社会貢献、生きがいなどの非金銭的動機のみの場合、社会的孤立を防ぐ傾向が見られたが、「生活費や小遣いを得るため」といった金銭的動機のみの場合、社会的孤立と強く関連していた。

 研究グループは「経済的に働かざるを得ない状況の人でも、金銭的理由以外の働く意味を本人が少しでも認識できることが重要で、やりがいなどを感じられる職場づくりも大切」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)

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