夜型生活は目のリスク―糖尿病網膜症
夜型の生活リズムを送る2型糖尿病の人は、目の合併症「糖尿病網膜症」を起こす危険性が高いことを、順天堂大などの研究グループが発表した。
研究グループは、心臓や血管の病気がない2型糖尿病患者731人を対象に、生活リズムと糖尿病網膜症の発症や進行との関係を調査。生活リズムの傾向は質問票で調べた。
平均7.5年の追跡期間中、57人(7.8%)に糖尿病網膜症の発症や進行が認められた。解析の結果、夜型の人は朝型の人に比べ、発症リスクが2.09倍、どちらでもない中間型の人に比べ2.29倍高かった。夜型の人は血糖のコントロールが悪化しやすく、睡眠の質が低い、食事や就寝の時間が遅い、運動量が少ないなどの傾向も確認された。
さらに、血糖管理の状態を考慮しても夜型であること自体が糖尿病網膜症の危険因子だと分かり、研究グループは「生活リズムを整えることが糖尿病による目の病気の予防につながる可能性がある」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)










