3000万人、熱中症に注意―高齢者のリスク予測

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 国立環境研究所などの研究グループの発表によると、熱中症リスクが高まる環境にさらされる65歳以上の高齢者は将来3000万人以上になるとの予測が示された。

 研究グループは、独自に構築した高解像度の暑さ指標(WBGT)推定モデルを用い、日本の将来人口推計と組み合わせ、熱中症の危険が伴う暑さにさらされる高齢者人口や熱中症対策費用などを試算した。

 その結果、2060~80年代には、3000~3230万人の高齢者が熱中症リスクの高い暑熱環境にさらされると推定された。高齢人口世帯へのエアコンの設置や電気代補助など熱中症対策に必要な費用を全国レベルで算出したところ、年間250億円規模に達すると推計された。

 研究グループは「既に国内では多くの熱中症被害が発生し、将来的に高齢者の熱中症リスクは大幅に増える可能性がある。暑さを避けられる環境を戦略的に充実させていくことが重要」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)

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