11%の人が「息苦しい」―呼吸調節機能不全症
息苦しさなどが慢性的に続く「呼吸調節機能不全症(DB)」は広く知られていない疾患だが、約3万人の調査で有病率が1割超あったと、大阪公立大などの研究グループが発表した。
DBは息切れ、過呼吸、あくびの多さなどの症状が特徴で、生活の質を損なう可能性があるが、詳細は明らかになっていない。研究グループは、全国規模のインターネット調査に参加した2万9268人を対象に、DBの有病率と関連する要因を解析した。
その結果、有病率は11.0%で、喫煙歴や呼吸器疾患があるとDBの有病率が高まることが分かった。また、てんかんや脳血管疾患など呼吸器以外の疾患とも有意な関連が認められた。
研究グループは「気管支ぜんそくなどの患者でDBの報告はあったが、比較的一般的な疾患である可能性が示された。今後、喫煙や他の疾患との因果関係を解明し、診断や治療の手掛かりにつなげたい」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)











