外来受診、収束後もコロナ前の6割

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 新型コロナウイルス感染症の流行収束後も医療機関への受診は回復せず、パンデミック前の約6割にとどまることが分かったと、東京慈恵会医科大の研究グループが発表した。

 研究グループは全国調査に参加した2992人を対象に、コロナ後の受療行動の変化を、パンデミック前(2013年)、パンデミック期(21年)、収束後(24年)の3時点で比較し、症状出現時の医療機関利用の実態を調査した。

 分析の結果、診療所や一般病院への受診はパンデミック期に大幅に減少し、収束後もパンデミック前の64.0%にとどまった。特に若年層、女性、高所得層、慢性疾患のない層では、診療所受診の回復が遅れている傾向が見られた。一方、救急外来の利用は増加し、パンデミック前を上回る水準となった。

 研究グループは「感染への不安の持続、軽症時の自己判断、市販薬によるセルフケア志向などが変化の背景にある可能性がある」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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