乳幼児の砂糖摂取に注意―将来の心血管疾患リスクに影響か
出生前から2歳ごろまでに砂糖の摂取量が控えめだった人は、成人後に心血管疾患を発症するリスクが低い可能性があると、中国などの研究グループが発表した。
研究グループは、英国の健康調査に登録された1951~56年生まれの男女6万3433人のデータを分析。53年に終了した砂糖の配給制度(成人1日40グラム未満、5歳未満15グラム未満)下で育った人と、制度終了後の人で長期的な健康状態を比較した。
解析の結果、配給制度下で胎児期から乳幼児期を過ごした人は、そうでない人よりも成人後の心血管疾患全体の発症リスクが20%低く、心筋梗塞のリスクは25%、心房細動が24%、脳卒中が31%それぞれ低下していた。また、心血管疾患を発症する年齢も約2.5年遅くなる傾向が見られた。
研究グループは「幼い頃に砂糖を取り過ぎないことが、長期的な心血管疾患予防に役立つ可能性がある」としている。(メディカルトリビューン=時事)











