血圧管理に地域差
降圧治療をし、血圧目標値(130/80mmHg未満)を達成した患者の割合に地域差があることが分かったと、東北医科薬科大などの研究グループが発表した。
研究グループは、全国健康保険協会の2015~22年度の約131万人分データを用い、47都道府県における高血圧治療開始後の血圧管理状況を調べた。
その結果、血圧目標値を達成した人の割合は26.7%にとどまった。性別や治療後の喫煙歴などを調整し、都道府県別に見ると、最も高い香川県26.2%と最も低い和歌山県18.8%との間に最大7.4ポイントの差があった。また、血圧コントロールの達成割合が高い地域ほど年齢調整後の脳血管疾患死亡率が低く、医師や薬剤師が比較的充足していることが分かった。
研究グループは「医師の偏在の改善が、血圧管理の地域差縮小や脳血管疾患死亡率の低下につながる可能性がある」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)











