入浴関連死リスク、元日は3.5倍
浴槽内での水死件数を分析したところ、外気温の低い日や休日にはリスクが高まることが分かったと、奈良県立医科大の研究グループが発表した。
研究グループは、1995~2020年に全国で発生した約11万例の浴槽内水死データと、奈良県に住む1479人の生活環境や体表温度、入浴行動に関するデータを用いて実態調査や解析を行った。
全国の水死データの分析の結果、入浴関連死のリスクは寒い日ほど高まり、温暖な地域で冬季のリスク上昇が大きい傾向だった。夏季と比べた冬季のリスクは北海道で3.8倍、鹿児島県で19.6倍だった。
季節要因だけでなく、特定の日にもリスクが上昇し、平日と比べ日曜日で1.16倍、祝日で1.23倍、特に元日では3.59倍高まっていた。
また、外気温や室温、手首の皮膚温が低いほど高温、長時間の入浴をしがちな傾向があり、研究グループは「室温や体表温度を高めることでリスクを緩和できる可能性がある」としている。(メディカルトリビューン=時事)











