口腔機能低下で健康寿命短縮か
東京科学大などの研究グループの発表によると、口腔(こうくう)機能が低下した状態のオーラルフレイルがある高齢者は健康寿命が短い傾向が見られた。
研究グループは、2016年の日本老年学的評価研究データ、介護保険の要介護認定と死亡記録を用い、65歳以上の1万1080人を約6年間追跡調査。オーラルフレイルは「現在ある歯の少なさ」「そしゃく困難」「嚥下(えんげ)困難」「発話困難」「口腔乾燥」のうち3項目以上の該当と定義し、要介護リスクなどとの関連を調べた。
12.0%がオーラルフレイルに該当し、過去6カ月以内に歯科を受診した人は49.5%だった。分析の結果、オーラルフレイルがある人は要介護リスクが1.23倍、死亡リスクが1.34倍高かった。65歳時点の推定健康寿命は、男性でオーラルフレイルなしが23.39年、ありが21.96年、女性ではそれぞれ24.77年、23.64年だった。定期的な歯科受診者は、オーラルフレイルの有無によらず健康寿命が約1年長かった。(メディカルトリビューン=時事)











