歩行速度が術後の回復の鍵

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 人工股関節手術を受ける患者は、術前の歩行速度が速いほど術後の痛みが軽く、機能回復が良好だったと、九州大の研究グループが発表した。

 研究グループは、2012~18年に人工股関節手術を受けた変形性股関節症患者274人を対象に、術前に測定した痛みや身体機能(歩行速度、筋力、股関節の可動域)と術後成績との関係を検討した。術後成績については、痛みや動きやすさ、股関節の違和感を尋ね評価した。

 その結果、術前の歩行速度が術後の回復と最も強く関連することが分かり、術前の歩行速度1秒当たり1.0メートル以上が術後良好な回復が得られる目安と考えられた。

 研究グループは「術前の歩行速度は手術の適切な時期を判断する材料や、術前リハビリテーションの目標設定に役立つ可能性がある」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)

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