引退後も認知機能維持―女性、デスクワーカーら

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 女性やデスクワーカー、運動習慣があった人などは仕事を引退した後も認知機能が維持されやすい傾向が見られたと、慶応大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、2014~19年に欧米19カ国で行われた全3回の調査に参加した7432人(50~80歳)の認知機能を単語記憶テストで測定し、仕事の引退との関連について分析した。

 その結果、29.1%(2165人)が2回目の調査までに引退していた。引退者は仕事を継続していた人に比べ、単語記憶数が平均1.348語多く、認知機能が維持される傾向が示されたが、約1%には機能低下が見られた。

 引退による認知機能の改善効果が大きい人の特徴は、女性や高学歴、高所得者、デスクワーカー、引退前の健康状態が良好な人や運動習慣があった人などだった。研究グループは「引退が認知機能に与える影響は個人差があるが、過ごし方の工夫によって認知機能を維持、増進できる可能性がある」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)

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