腸内環境と子どもの鼻炎に関連か

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 子どもの腸内環境の乱れがアレルギー性鼻炎の発症や重症化に関連している可能性が示されたと、山梨大の研究グループが発表した。

 研究グループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加した子どものうち、2019~22年の追加調査に参加した小学2年生857人の血液、便、アレルギー検査結果などを分析。アレルギー性鼻炎と腸内細菌の関連を調べた。

 その結果、アレルギー性鼻炎(通年性、季節性)のある子どもは、ない子どもに比べ、腸内細菌の多様性が低かった。特に腸の粘膜バリアーを守る菌や免疫の働きを整える菌が少なく、炎症関連の菌が増える傾向が見られた。また、症状の重い子どもほど多様性は低下し、炎症を抑える「短鎖脂肪酸」を産生する菌が減り、エネルギー代謝関連の機能などが弱まっていた。

 研究グループは「腸内環境を整えることで鼻炎症状を改善できるか検証したい」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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