未接種でも多様な症状―HPVワクチン

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 子宮頸(けい)がんや肛門がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)のワクチン接種後の副反応として報告されてきた頭痛や睡眠障害といった「多様な症状」は、接種していない人でも一定の割合で見られることが分かったと、長崎大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、四つの自治体の医療データベースを用い、2017~21年度に医療機関を受診した10~19歳のHPVワクチン未接種者5万5483人を対象に、27項目の症状のうち基礎疾患が特定できず3カ月以上続くものを多様な症状と定義し、出現頻度を調べた。

 その結果、多様な症状の出現割合は0.15%。症状別では、皮膚のトラブルが最も多く、10~14歳の男子で0.83%、女子で0.64%だった。15~19歳の女子では睡眠障害が0.44%、月経不順が0.38%で、10~14歳の女子では頭痛が0.40%に上った。新型コロナ流行期の大きな変動などは確認されなかった。(メディカルトリビューン=時事)

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