雨の強さが救急車の到着に影響
救急車が通報を受けてから現場へ到着するまでに要する時間は、出場時の降雨状況に左右される可能性があると、東京理科大などの研究グループが発表した。
研究グループは、2012~18年の梅雨、台風の時期に当たる6~9月の天候データと九州地方15都市における救急車出場記録17万195件を分析。降雨が到着までの時間に及ぼす影響を検討した。
その結果、1時間雨量34ミリ超の激しい雨から顕著な影響が見られ、1ミリ増えるごとに到着時間が平均0.84分遅れる傾向が示された。通報受信から到着までの時間の中央値は8分で、全体の59.3%は急性疾患による通報だった。
患者の重症度別に分析したところ、入院不要の軽症患者では35ミリまで影響が見られず、それを超えると1ミリ増えるごとに遅れやすくなった。一方、3週間以上の入院を要する重症患者では10ミリのやや強い雨から天候による遅延の影響が見られた。(メディカルトリビューン=時事)














