妊娠中のワクチンが乳児守る
妊娠中にインフルエンザや破傷風・ジフテリア・百日ぜき三種混合ワクチンを接種した母親から生まれた乳児は、それらの感染症による入院や救急受診のリスクが大きく下がることが分かったと、イタリアの研究グループが発表した。
研究グループは、妊娠中のインフルエンザワクチン(母子8万4348組対象)、三種混合ワクチン(17万1141組)の接種と、生後6カ月未満の乳児の感染症による入院、救急受診との関連を調べた。
その結果、妊娠中にインフルエンザワクチンを接種した場合、乳児のインフルエンザによる入院や救急受診のリスクが約70%低かった。同様に、三種混合ワクチンを接種した場合は約89%低下した。一方、妊娠中のワクチン接種率はインフルエンザ6.4%、三種混合41.0%にとどまっていた。
研究グループは「妊娠中のワクチン接種は乳児を重い感染症から守る有効な手段。接種率向上に向けた取り組みが重要だ」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)














