外傷患者、退院後の自殺リスク高く
外傷で入院した人は、退院後の数年間の自殺リスクが一般の人に比べ高い傾向が見られたと、ノルウェーの研究グループが発表した。
研究グループは、2015~18年に同国の外傷データベースへ登録された重症または重症疑いで入院した外傷患者2万5536人(平均年齢41歳、男性67%)を、各患者の性別・生年と一致する同国の住民24万7095人と比較。退院2週間後を起点に2年、5年の間に自殺に至る割合などを調査した。
経済状況や精神疾患の有無などを加味して分析した結果、自殺リスクは外傷患者で相対的に高く、2年時点で6.8倍、5年時点で4.9倍だった。自殺者に多く見られた特徴として、女性、20~59歳、外傷の原因が暴力、重度の外傷、精神疾患の既往などが挙げられた。研究グループは「退院後も包括的な支援が重要」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)














