社会人として信頼できるか―手術の外科医選び
病気で手術が必要になったとき、外科医はどのように選べばよいのだろうか。総合東京病院(東京都中野区)心臓血管外科の前場覚部長にポイントを聞いた。
▽院内での評価
外科医の技量は手術の数と比例すると言われる。前場部長によると、数多く経験することで、手術の各段階で注意すべき点や潜在的なリスクを深く理解し、予期せぬ事態への対応力が培われるという。最近はサイトで自身の手術実績を公表する医師もいるので、あらかじめ見ておくのもよい。
ただし、技量そのものを一般の人が知るのは難しい。そこで、「院内スタッフの評価が重要な指標となります」と前場部長。
集中治療室のスタッフや病棟の看護師、術後に患者に接するリハビリテーションのスタッフら医療従事者の評価が最も信頼できるという。「外科医は、院内では『丸裸』なのです」
とはいえ、患者から院内スタッフの評価は見えにくい。そのため、まずは患者自身が判断できる「社会人としての信頼性」が重要になる。「手術前の説明の丁寧さと分かりやすさなど、社会人として見たとき、『この人と仕事をしたい』と思えるかどうかです」
▽セカンドオピニオン
主治医から自分の病状や治療について説明を聞くと、手術の効果と起こり得る合併症、後遺症などについて悩むこともある。
そのようなときは、「『他の医師にセカンドオピニオンを聞きたい』と遠慮せずに主治医に伝えてください」。その反応から主治医の自信や患者への姿勢を見極めることができる。「セカンドオピニオン先への紹介状を求める患者に丁寧に対応する医師こそ、信頼できると思います」
複数の医師の意見を聞いて決断するには、患者側も十分な情報収集が必要になるが、情報の真偽には注意を払う。
また現在、持病や気になる症状がない人は、風邪での受診や人間ドックなどを機にかかりつけ医を見つけておきたい。「医学的知識や経験だけでなく、『友人になりたいか』『フィーリングが合うか』といった視点が大切です」と前場部長。切れ目ない連携という意味では、急性期、回復期、慢性期と地域で複数の機能を持つ医療グループのクリニックも候補になるという。(メディカルトリビューン=時事)
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総合東京病院の所在地 〒165―0022 東京都中野区江古田3の15の2 電話03(3387)5421














