家事など含む総労働時間に注意を―長いと健康リスクに?
家事などの無償労働を含む総労働時間が長いほど、睡眠を取っても回復感が得られない「非回復性睡眠」に陥るリスクが高まると、大阪公立大の研究グループが発表した。
研究グループは、40~64歳の就労者3959人(男性1900人)を対象に調査を行い、有償の就労に加えて家事、育児、介護といった無償のケア労働を含めた総労働時間と、非回復性睡眠やメンタルヘルスとの関連を検討した。
その結果、女性は有償労働時間が男性に比べ短いが無償労働に多くの時間を費やし、総労働時間は男性より長かった。家事をしている割合は女性が約90%、男性が約40%と大きな差が見られた。男女ともに総労働時間が長いほど非回復性睡眠になるリスクが高かった。女性では総労働時間が長いほどメンタルヘルス不良のリスクも高かったが、男性では認められなかった。
研究グループは「健康政策や働き方改革では、無償労働を含めた総労働時間を考慮する必要がある」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)














