ワシントンDCで開催されていた第139回米国公衆衛生学会（10月29日～11月2日）で、一部の学会参加者が先導する形で「Occupy Wall Street（ウォール街を占拠せよ）」運動に連動した「Occupy DC」のデモ行進が行われた。学会の参加証を胸にしたデモ隊は、「われわれは（富も権力も持たない）"99％"」「すべての"99％"の人々にヘルスケアを！」といった手書きのプラカードを掲げ、「健康は誰のものでもなく、われわれのもの」「危機的状態にある公衆衛生を守れ！」「研究費の削減反対！」などとシュプレヒコールを上げながら、学会場から1マイル（1.6キロメートル）先のホワイトハウスを目指してデモ行進を行った。