左側を下にして寝ると心拍数が下がる―東北大

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 睡眠時の体位には個人の眠りやすさが反映されると考えられているが、年齢が上がるにつれ右側を下にした姿勢(右側臥位=がい)を好む割合が増え、慢性心不全患者では左側を下にした姿勢(左側臥位)を避ける傾向にあることが報告されている。東北大学大学院保健学専攻の丸山良子教授らが、健康な若年成人を対象に検討したところ、睡眠時の体位が心拍数に影響することが分かった。他の体位に比べ、左側臥位で心拍数が減少したという。この結果は、第37回日本睡眠学会定期学術集会(6月28~30日、横浜市)で報告された。

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