医師の性格が患者との意思疎通に影響ー完璧主義が障壁に?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 医師の完璧主義的な性格は、患者と共に治療方針を決定する「共同意思決定(SDM)」を行う際の障壁になる可能性があると、高知大などの研究グループが発表した。

 研究グループは全国5施設を対象に、自己免疫疾患の全身性エリテマトーデス患者493人(年齢中央値45歳)と、その診療に携わる医師43人(同39歳)について、医師の五つの性格特性(外向性、協調性、誠実性、神経症傾向、開放性)が、SDMとどのように関係するかを検討した。

 SDMに関しては、医師の説明の丁寧さや、治療のさまざまな選択肢を提示してくれたかなどについて患者が評価。分析の結果、誠実性と神経症傾向が高い医師ほど、担当する患者のSDM評価のスコアが低いことが分かった。

 誠実性と神経症傾向は完璧主義と密接に関連する性格特性で、研究グループは「医師は過度な完璧主義を避け、患者との対話と柔軟性に重点を置くべきだ」と指摘。また、「SDMの質向上のため、医療者教育などへの応用が期待される」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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