認知症に関する知識が多い人は、発症することに強い不安を抱いていたと、名古屋大などの研究グループが発表した。 研究グループは、愛知県と岐阜県の40歳以上の住民を対象に、認知症への不安、うつ症状、身体的不調、認知症に関する知識などについて調査を実施。299人(平均年齢64.8歳)から得られた回答を検討した。 分析の結果、認知症への不安が強い人には〔1〕認知症に関する知識が多い〔2〕過去1年間に悩まされた身体的症状が多い〔3〕中等度以上のうつ症状がある〔4〕両親またはいずれかが認知症と診断されている―という四つの特徴が見られることが分かった。 研究グループは「知識の偏りや誤解が不安を助長する可能性がある」と指摘。「正確で不安を和らげる情報の提供が重要」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)