米国の高齢者で大麻の使用率が上昇傾向にあることが分かったと、同国の研究グループが発表した。 研究グループは、2021~23年の同国の薬物使用と健康に関する調査のデータを収集。過去1カ月間の大麻使用経験の有無に基づき、65歳以上の使用率を調べた。 その結果、21年の4.8%から23年には7.0%に上昇した。人種別では、白人、黒人、ヒスパニック系以外の人種で1.6%から7.4%に大幅に上昇した。 また、女性、大卒以上の学歴がある人、年収が7万5000ドル(約1100万円)以上の人、既婚者なども使用率が高まっていた。心疾患や糖尿病、高血圧、がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの慢性疾患を複数抱える高齢者も使用が増えた。 研究グループは、医療用か否かなどは不明とした上で、「高齢者は大麻の害を受けやすく、救急対応が必要になることがある」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)