母親が1日5時間以上インターネットを利用すると、子どもが虫歯になるリスクが高くなることが分かったと、島根大などの研究グループが発表した。 歯に虫歯の穴や治療の痕がある状態「重度早期小児う蝕(しょく)」は、ネグレクト(育児放棄)に関連すると指摘されているが、その要因などに関する研究は進んでいない。 研究グループは、2016年4月~17年9月に妊娠の届け出を行った母親とその子ども1938件のデータに基づき、3歳時点での重度早期小児う蝕の割合と、1歳半時点での母親のネット利用時間などとの関連を調べた。 母親がネットを5時間以上利用していた子どもは2.0%で、3歳時点で重度早期小児う蝕だった子どもは2.6%いた。分析の結果、ネット利用が5時間以上の場合は、重度早期小児う蝕の発症リスクが増加することが分かった。研究グループは「子どもの歯磨きに十分な注意を払えない可能性がある」としている。(メディカルトリビューン=時事)