歯を失った高齢者は入れ歯やブリッジを適切に使用することで生活の質が高まると、東北大などの研究グループが発表した。 研究グループは、日本老年学的評価研究(JAGES)のデータを用い、歯を失った高齢者約2万2000人を対象に、入れ歯や固定式ブリッジの使用が健康関連の生活の質に与える影響を検討した。生活の質は、痛みの有無などについて質問し評価した。 分析の結果、入れ歯やブリッジを使用しているグループの方が使用していないグループよりも生活の質が高い傾向が見られた。特に、残存する歯が1~14本の人では入れ歯の使用、10~14本の人ではブリッジの使用による生活の質の改善が顕著だった。 研究グループは「残存する歯の本数に応じた適切な治療が高齢者の生活の質を向上させる可能性がある」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)