コロナ下、帝王切開の割合やや増加

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 新型コロナウイルス感染症の流行中、日本の帝王切開の割合がわずかに増加したと、筑波大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、2018年4月~22年10月の医療保険データと人口動態統計を用いて、帝王切開の割合を全国規模で比較した。

 分析の結果、コロナ流行前の帝王切開の割合は20.27%だったのに対し、流行中は21.19%と0.92ポイント増え、特に第6波(22年1~6月)では22.14%と最も高かった。割合が上昇したのは41の都道府県で、最も差が大きかったのは栃木県だった。緊急帝王切開の割合もコロナ流行前の40.41%から流行中は41.25%に増加していた。

 研究グループは「感染制御や分娩(ぶんべん)時間の短縮を目的に帝王切開が選択された可能性がある。今後の感染症流行時に備え、分娩方法の在り方について議論を深める必要がある」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)

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