はり治療、高齢者の腰痛改善に効果

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 はり治療が高齢者の慢性腰痛の改善に効果を示したと、米国の研究グループが発表した。

 研究グループは、65歳以上の慢性腰痛患者800人を、〔1〕通常治療のみ〔2〕標準はり治療(〔1〕と12週間に8~15回のはり治療)〔3〕強化はり治療(〔1〕〔2〕と4~6回のはり治療)―に分けて効果を比較した。

 分析の結果、6カ月後の腰痛による日常生活への支障度の改善度合いは、〔1〕が2.1点、〔2〕が3.1点、〔3〕は3.6点で、〔2〕〔3〕の統計的な有意差はなかったものの、はり治療グループでより改善が見られた。この改善傾向は12カ月後まで持続した。

 臨床的に意味のある改善が認められた割合も〔1〕が29.4%だったのに対し、〔2〕は39.1%、〔3〕は43.8%だった。また、腰痛の強さもはり治療で顕著に改善した。重大な副作用はまれで、はり治療に関連すると考えられたのは1%未満だった。(メディカルトリビューン=時事)

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