乳児期の体重増、成人期の肥満影響せず
乳児期に体重が大きく増加しても成人期の肥満リスクは上昇せず、むしろ痩せリスクの低下と関連することが分かったと、国立成育医療研究センターの研究グループが発表した。
研究グループは、2017~21年に同センターを受診した妊婦1441人を対象に調査。自分の母子健康手帳を持参してもらい、参加者自身の出生時から生後6カ月までの体重などを調べ、乳児期の体重増加量と妊娠前の体格指数(BMI)との関連を分析した。
その結果、生後6カ月時点の体重増加が最も大きかったグループ(5230~7700グラム)でも、成人期の肥満(BMI25以上)の割合に他のグループと有意な差は認められず、逆に痩せ(BMI18.5未満)の割合は有意に少なかった。生後1~3カ月の体重増加量と成人期のBMIとの間には有意な関連はなかった。
研究グループは「乳児期の体重増加量のみを理由に、授乳量や栄養摂取を制限する必要はない可能性が示された」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)









