よく笑う高齢者はうつになりにくい
日常生活でよく笑う高齢者ほど、将来的にうつ状態になるリスクが低いことを、東北大などの研究グループが発表した。
研究グループは、日本老年学的評価研究(JAGES)のデータを基に、65歳以上の高齢者3万2666人を2016~22年に追跡。笑いの頻度とうつ状態との関連を検討した。笑いの頻度は「普段の生活で、声を出して笑う機会はどのくらいあるか」という質問に対し、「ほぼ毎日」「週に1~5回程度」「月に1~3回程度」「ほとんどない」の四つの選択肢から回答を得た。
分析の結果、「ほぼ毎日笑う」人に比べて、「ほとんど笑わない」人はうつ状態に至るリスクが1.49倍高く、笑いの頻度が低いほどリスクが高まる傾向にあった。
研究グループは「笑いの頻度低下が将来抑うつ状態に至ることの早期予測因子になる可能性が示された」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)










