糖尿病、健診で発見後は早期受診を―心血管疾患リスクが低下
健康診断で糖尿病を指摘された後1年以内に医療機関を受診した人は、将来の心血管疾患のリスクが低いことが分かったと、横浜市立大などの研究グループが発表した。
研究グループは、健診で新たに糖尿病と判定され、循環器疾患の既往がない40~74歳の14万8288人を対象に、健診後1年以内に医療機関を受診した「早期受診者」と、受診しなかった「非受診者」に分け、10年間追跡。その後の健康状態との関係について臨床試験を模倣した手法で検討した。
その結果、早期受診者は非受診者に比べ、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症リスクが27%低く、心血管疾患の累積発症率が追跡期間を通じて低く推移していた。また、早期受診者は糖尿病治療薬に加え、高血圧や脂質異常症の治療薬の使用が適切に開始されている割合が高かった。生活習慣の改善に対する意欲も高い傾向が示された。
研究グループは「健診で糖尿病を指摘されたら将来の心血管疾患を防ぐため早期の受診が重要」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)














