あなたの健康百科

父の育児協力が発達に影響か―自閉症などの子ども

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする

 父親の育児への姿勢が、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの神経発達症がある子どもの行動に間接的に影響している可能性があると、信州大の研究グループが発表した。

 研究グループは、2~12歳の神経発達症の子ども(疑いを含む)を持つ父母53組を対象に育児に関するオンライン調査を実施。平均年齢は父親が42.7歳、母親が40.8歳で、ストレス耐性や父親の役割意識、子どもや配偶者との関係などを調べ、子どもの発達状況との関連を検討した。

 分析の結果、ストレス対処能力が高く子育てに協力的な父親がいる家庭では、母親の育児ストレスが低く、子どもの落ち着きのなさや反抗的な行動が少ない傾向が見られた。研究グループは「父親向けの育児支援プログラムの検討が神経発達症の子どもの成長を促進する助けになるだろう」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする