血液で認知機能判定
髄液と血液中の「ドレブリン」というタンパク質の量を測定することで、アルツハイマー病(AD)の認知機能の状態を評価できることが分かったと、群馬大などの研究グループが発表した。
研究グループは、脳脊髄液と血液中のドレブリン濃度を高精度に測定できる方法を開発。ADや特発性正常圧水頭症(iNPH)患者らと健康で認知機能に異常のない人の検体(脳脊髄液68、血液128)を解析し、ドレブリン量と認知機能の状態との関連などを検討した。
その結果、ADによる軽度認知障害がある人やiNPHの患者は、健康で認知機能に異常のない人と比べてドレブリン量が有意に低下していた。一方、ADでも認知機能が正常に保たれている患者は健康で認知機能に異常のない人と違いが見られなかった。
研究グループは「軽度認知障害がある段階での早期介入や、治療効果の評価などへの応用が期待できる」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)














