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ヒノキ精油が嚥下機能に好影響か

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 ヒノキ精油の香りがもたらす刺激で嚥下(えんげ)機能が改善する可能性が示されたと、日本医科大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、嚥下障害のある高齢者34人(平均年齢80.2歳)を対象に、ヒノキ精油または米油を5分間吸入してもらう嗅覚刺激試験を実施。それぞれ吸入前後に嚥下機能や食物が誤って気管に入り込む誤嚥(ごえん)リスク、唾液分泌量を検査した。

 その結果、ヒノキ精油の吸入後には嚥下機能検査の成績が改善し、唾液分泌量が増加した。一方、米油では有意な変化は見られなかった。

 また、嚥下機能の改善と唾液分泌量の増加に有意な相関は認められなかったことを踏まえ、研究グループは「単に唾液の増加で嚥下機能が改善したのではなく、ヒノキ精油に含まれる成分が副交感神経と、咽頭部の感覚神経の刺激にそれぞれつながった可能性がある」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)

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