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敗血症診療GL2016,新項目の「ICU-AW・PICS」とは?

ICU患者の長期予後に影響する病態として注目,この他「小児」も追加

2015年11月09日 16:36

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 日本救急医学会と日本集中治療医学会が合同で策定を進めている敗血症診療ガイドライン(GL)の改訂版が,2016年中をめどに「日本版重症敗血症診療ガイドライン2016(以下,GL2016)」として公表される。10月21日に東京都で開かれた第43回日本救急医学会のシンポジウム「日本版重症敗血症診療ガイドライン2016に向けて:課題と展望」(司会=千葉大学救急集中治療医学教授・織田成人氏,順天堂大学浦安病院救急診療科教授・田中裕氏)では,その概要や作成の進捗状況などが明らかにされた。GL2016は2012年に公表された「日本版敗血症診療ガイドライン(以下,GL2012)」の改訂版だが,今回新たに8項目が追加されることで計19項目となり,より幅広い領域が網羅される見通し(関連記事)。同シンポジウムでは,このうち新項目の1つでICU患者の長期予後に影響を及ぼす症候群として関心が高まりつつある「ICU-acquired weakness(ICU-AW)・Post-Intensive Care Syndrome(PICS)」について概要が紹介された。また,early goal-directed therapy(EGDT)の位置付けが注目される「初期蘇生と循環作動薬」,今回新たに加わった「小児」の項目についても進捗状況が報告された(GL作成委員会の先進的取り組みに関する記事はこちら)。

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