CRPが腹腔鏡下胃切除後の重篤な合併症の予測因子に

臨床外科学会

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 「胃癌治療ガイドライン第4版」で臨床病期ステージ1の胃がんに対し腹腔鏡下幽門側胃切除術が選択肢となり,今後さらに腹腔鏡手術が増加すると考えられる。一方,腹腔鏡下でも胃がん手術において膵液漏は重篤な合併症の1つである。鳥取大学病態制御外科の松永知之氏らは,腹腔鏡下胃がん切除術症例を対象に,膵液漏合併の予測因子を検討した結果,術後3日目のCRPが予測因子となりうることを,第77回日本臨床外科学会総会(11月26~28日,総会会長=福岡大学消化器外科教授・山下裕一氏)を報告した。

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