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精神保健指定医、異例の大量処分〔CBnews〕

厚労省、89人の資格取り消しを決定

CBnews | 2016.10.27 16:05

 厚生労働省は26日、精神保健指定医89人の資格取り消しを決定した。医道審議会医師分科会精神保健指定医資格審査部会の答申を受けた措置。処分は来月9日に発効する。対象となった医師の勤務地は19都道府県に及び、異例の大量処分となった。

 精神保健指定医の行政処分をめぐっては、昨年、聖マリアンナ医科大病院の精神保健指定医の不正なケースレポートの作成に関して23人が資格を取り消されている。この事態を受け、厚労省が2009年1月から15年7月までの指定医の申請者3374人を調査したところ、不正申請が疑われる指定医がいることが判明したという。

 厚労省は、指定医の申請に必要な患者の診断や治療などを含めた医学的な知識を証明するケースレポートを不正に作成したとして、49人の指定医(申請者)の処分を決定。また、申請者がケースレポートを作成する際の指導や確認を怠ったとして40人の指導医も処分の対象に含めた。

 処分対象の指定医が勤務している都道府県別の医師数(8月時点)は、兵庫が最多の22人。以下は神奈川(13人)、京都(9人)、愛知と大阪(共に7人)、東京(6人)、群馬(4人)、岡山と高知(共に3人)、千葉と静岡、奈良、長崎、沖縄(各2人)、北海道と埼玉、鳥取、広島、熊本(各1人)となっている。

 不正なケースレポートの作成や指導にかかわっていたが、処分の前に指定医を辞退していた医師が6人、死亡していた医師も2人いた。この8人については、今回の処分の対象となっていない。

 また、新規で申請していた5人のうち4人については、同部会の「指定することは適当ではない」との答申を踏まえて申請を却下。残る1人も同部会への諮問後に申請が取り下げられたため、審査の対象から外れたという。

 医師が作成するケースレポートに不正がないとの"性善説"を前提とした審査制度が悪用されたことについて、同部会は「再発防止に向けた取り組みが必要」と指摘。防止策として、指定医に求められる精神障害者の診断や治療に従事した経験を確実に審査できる手法の導入を挙げた。厚労省も「こういう事態が生じたことは大変残念。しっかりと申請者の経験が確認できるような枠組み、手法を導入したい」としている。

(2016年10月27日 新井哉・CBnews)

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