家庭血圧による夜間血圧の初RCT
自治医大・NOCTURNE研究
2017年03月29日 07:15
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自治医科大学循環器内科学主任教授の苅尾七臣氏らは、家庭血圧計で夜間高血圧と判定された患者を対象に、ARB/CCB併用またはARB/利尿薬併用による夜間降圧と臓器障害への影響を検討するランダム化比較試験(RCT)・NOCTURNEを実施した。同試験は、コントロール不良の夜間高血圧患者が対象で、情報通信技術(ICT)を用いて夜間家庭血圧のデータを自宅から自動転送し正確性を担保した初のRCT。ARB/CCB併用が夜間血圧をより顕著に低下させることを明らかにし、准教授の星出聡氏が第81回日本循環器学会(3月17~19日)で発表、Circ J(2017年3月17オンライン版)に同時掲載した。