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アルブミン低値はACS患者の予後予測因子

【海外短報】

臨床医学 | 2017.04.21 07:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 急性冠症候群(ACS)患者の入院時血清アルブミン低値は心不全発症と院内死亡の予測因子であると、メキシコのグループがAm J Cardiol2017; 119: 951-958)に発表した。

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 低アルブミン血症は、心筋梗塞および心不全の発症リスクを高めると考えられている。同グループは、心不全歴のないACS患者7,192例を対象に、入院時の血清アルブミン値が心不全の発症および院内死亡と関係するかどうかを検討した。アルブミン値の四分位により3.50g/dL以下をQ1群、3.51~3.80g/dLをQ2群、3.81~4.08g/dLをQ3群、4.08g/dL超をQ4群に分類した。

 入院時の血清アルブミン値は、炎症マーカーである高感度C反応性蛋白および白血球数と負の相関関係を示した。Q1~Q4群の未補正の心不全発症率はそれぞれ37.7%、20.2%、14.7%、11.4%、院内死亡率は9.8%、3.4%、2.0%、1.7%と、いずれも低値群で有意に高かった(P<0.0001)。

 多変量解析では、入院時の血清アルブミン値3.50g/dL以下は心不全の発症(オッズ比2.31、95%CI 1.87~2.84、P<0.0001)と院内死亡(同1.88、1.23~2.86、P=0.003)の独立した予測因子であった。

(編集部)

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