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術前デキサメタゾン投与で術後の嘔吐を抑制

【海外短報】

 2017年05月25日 15:55

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 腸管手術前のデキサメタゾン投与により術後の嘔吐が抑制され、制吐薬の使用が減少すると、英国のグループがBMJ2017; 357: j1455)に発表した。

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 同グループは、英国の45施設が参加したランダム化比較試験(DREAMS試験)で、腸管手術前のデキサメタゾン投与が術後の嘔吐の抑制に有効かどうかを検討した。

 対象は、悪性または良性病変に対して開腹あるいは腹腔鏡下での待機的腸管手術を受ける18歳以上の患者1,350例。標準治療の対照群と、麻酔導入時にデキサメタゾン8mgの静脈内投与を追加する群に割り付けた。主要評価項目は術後24時間までの嘔吐の頻度とした。

 その結果、術後24時間までの嘔吐の発現率は対照群の33.0%(223/676例)に対し、デキサメタゾン群は25.5%(172/674例)と有意に低かった〔リスク比(RR)0.77、P=0.003〕。術後24時間までの嘔吐を1例予防するためのデキサメタゾン術前投与の治療必要数(NNT)は13例であった。

 術後24時間までに追加の制吐薬を必要とした患者の割合はデキサメタゾン群が39.3%、対照群が51.9%(RR 0.76、P<0.001)で、デキサメタゾン術前投与のNNTは8例だった。

(編集部)

  

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