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DAAでSVR達成後も高い肝細胞がんリスク

【海外短報】

 2017年11月02日 06:10
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 C型肝炎ウイルス(HCV)感染で肝硬変に進展した患者は直接作用型抗ウイルス薬(DAA)による治療でウイルス学的著効(SVR)を達成後も肝細胞がん(HCC)を発症するリスクが高いと、米国のグループがGastroenterology2017; 153: 996-1005. e1)に発表した。

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 DAAでSVRを達成した後のHCCリスクについては明らかにされていない。同グループは、2015年1~12月に米国の退役軍人保健局病院129施設でDAAによる治療を受けたHCV患者を対象とした後ろ向きコホート研究で、SVR達成群と非達成群における年間のHCC発症を比較した。

 DAA治療を受けた2万2,500例(平均年齢61.6歳)のうちSVR達成群は1万9,518例、非達成群は2,982例で、全体の39.0%が肝硬変患者だった。271例が新たにHCCを発症し、うちSVR達成群は183例であった。

 解析の結果、SVR達成群は非達成群に比べHCC発症リスクが有意に低かった(100人・年当たりのHCC発症0.90例対3.45例、補正ハザード比0.28、95%CI 0.22~0.36)。SVR達成群では、肝硬変患者が非肝硬変患者に比べHCCリスクが有意に高いことが確認された(同1.82例対0.34例、4.73、3.34~6.68)。HCCの半分近く(44.8%超)はステージⅠに分類され、75%以上の症例で最大腫瘍径は5cm以下であった。

 なお、今回の研究では、DAAによるHCC発症の促進を示唆するエビデンスは認められなかった。

(編集部)

  

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