非鎮静性の第二世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジンはアレルギー治療薬として普及しているものの、妊娠中の使用が胎児に及ぼす影響は十分に検討されていない。これに関して、デンマーク・Copenhagen University Hospital Bispebjerg and FrederiksbergのNiklas W. Andersson氏らは、128万件超の妊娠を対象としたコホート研究を実施。妊娠中のフェキソフェナジン使用と胎児における有害転帰発生リスクに関連は見られなかったとJAMA Pediatr(2020年6月1日オンライン版)に報告した。