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サノフィ、GSK共同開発のコロナワクチンで強力な中和抗体反応

18~95歳の722例が対象の第Ⅱ相試験

2021年05月18日 13:47

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 仏・Sanofiは5月17日、英・GSKと共同開発した、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する遺伝子組み換えアジュバント添加ワクチンの安全性および免疫応答を評価する第Ⅱ相試験の結果を発表した。

 18~95歳のボランティア722例を対象に実施した同試験により、ワクチンの安全性に問題はなく、全年齢層で新型コロナウイルス(COVID-19)から回復した患者と同等の強力な中和抗体反応が確認された。また、18~59歳の年齢層では、より高いレベルの中和抗体反応が認められたという。

 さらに、SARS-CoV-2に感染したことがある参加者へ単回投与した場合でも高い中和抗体反応が見られたため、同ワクチンに追加免疫効果がある可能性も示された。

 両社では、今後数週間のうちに、3万5,000人以上の被験者を対象として、武漢(中国)や南アフリカの変異株を対象にしたワクチンの有効性を検討する国際共同第Ⅲ相試験も実施する予定だとしている。

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