COVID-19へのフオイパン、P3が失敗で開発中止に
小野薬品工業
小野薬品工業は6月11日、無症状から中等症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象にプラセボと比べた蛋白分解酵素阻害薬フオイパン(一般名カモスタット)の有効性を検討した国内第Ⅲ相試験において、主要評価項目である新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が陰性化するまでの期間を達成しなかったことを発表した(関連記事「新型コロナ治療薬、最新の開発状況を解説」)。
同社は、COVID-19患者に対するフオイパンの有効性を示唆する基礎論文の報告およびヒト血中濃度の関係性を踏まえ、健康人を対象に既承認用量を超えた用量での安全性確認のために第Ⅰ相試験を実施。その後、今回の第Ⅲ相試験を行ったが、フオイパンの有効性は認められなかった。なお同薬は、わが国では慢性膵炎における急性症状と術後逆流性食道炎の適応を有する。
同社は今回の結果を受け、COVID-19を対象としたフオイパンの開発を中止することを決定した。
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