BCMA標的CAR-T療法、多発性骨髄腫で持続的奏効
第1b/Ⅱ相試験CARTITUDE-1
2021年06月16日 14:17
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ヤンセンファーマは6月15日、B細胞成熟抗原(BCMA)を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞(CAR-T)療法であるciltacabtagene autoleucelについて、既治療の再発または難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした第1b/Ⅱ相試験CARTITUDE-1において、持続的かつ長期の有効性が示されたと発表した。
中央値18カ月の長期追跡調査の最新結果では、全奏効率(ORR)は98%で厳格な完全奏効(sCR)の達成率が80%だったことが示され、米国臨床腫瘍学会(ASCO)および欧州血液学会の年次集会で報告された。