尋常性乾癬治療薬ドボベットの新剤形が新発売
2021年06月21日 11:32
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レオ ファーマと協和キリンは6月18日、尋常性乾癬治療薬ドボベットの新剤形、「ドボベットフォーム」を新発売することを発表した。同薬は2021年1月6日に日本で製造販売承認を取得している。
ドボベットは、尋常性乾癬の外用剤としてレオ ファーマの親会社であるLEO Pharma A/S が開発し、軟膏が2001年にデンマークで、ゲル製剤が2008年に米国で初めて上市されて以来、世界90カ国以上で承認され、広く用いられている。日本ではドボベット軟膏が 2014年9月、ドボベットゲルが2018年6月より発売されている。
ドボベットフォームは、既存の軟膏の有効性を担保したうえで、簡易性と利便性の観点から治療の新たな選択肢を提供することを目的に開発が進められた。2015 年に米国で初めて承認されて以来、すでに欧州諸国など世界40カ国以上でEnstilarとして承認されている。