FHのLp(a)高値は動脈硬化性疾患に寄与
家族性高コレステロール血症(FH)ヘテロ接合体患者は、早発性(男性55歳未満、女性65歳未満)の動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の発症リスクが高く、冠動脈疾患や脳血管・下肢血管疾患を合併し、複数の血管に広範な動脈硬化性疾患を伴うことが知られている。しかし、動脈硬化性疾患を合併するFHヘテロ接合体の臨床像などは十分に解明されていない。国立循環器病研究センター心臓血管内科の舟橋紗耶華氏らの研究グループは、動脈硬化の危険因子の1つ血中リポ蛋白(a)〔Lp(a)〕濃度の上昇がFHヘテロ接合体患者における動脈硬化性疾患の併発を予測し、Lp(a)濃度が50mg/dL以上の症例は、全身血管のスクリーニングが必要な高リスク群であるとの研究結果をJ Am Heart Assoc(2022 ; 11: e025232)に発表した。
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