透析患者でもワクチン3回で抗体著増
2022年09月16日 17:08
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進行した慢性腎臓病(CKD)患者や血液透析患者は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンを接種しても十分な中和抗体を獲得しにくいとされる。横浜市立大学循環器・腎臓・高血圧内科学教室の金井大輔氏らは、ファイザー製SARS-CoV-2のmRNAワクチン(トジナメラン)3回目接種後のスパイク蛋白質に対する抗体価を血液透析患者と健康人で比較。その結果、血液透析患者でもワクチン3回目接種1カ月後の抗スパイク蛋白質抗体価が2回目接種後に比べ大幅に上昇し、健康人と同等レベルに達したとKidney Int Rep(2022年9月10日オンライン版)に発表した。