学校でのマスク着用はコロナ抑制に有効
2022年11月23日 05:00
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米国・Harvard T.H. Chan School of Public HealthのTori L. Cowger氏らは、ボストン大都市圏の公立学校の生徒29万4,084人と教職員4万6,530人を対象に、マスク着用義務の解除が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発症に及ぼす影響を検討した。その結果、マスク着用義務の解除後15週間では、解除前に比べてCOVID-19の発症が生徒・教職員1,000人当たり44.9人増加し、学校でのマスク着用が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染抑制に有効であることが明らかになったとN Engl J Med(2022年11月9日オンライン版)に報告した。