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宇宙医学研究で不適切行為 古川飛行士が代表者―JAXA、関係者処分へ〔時事メディカル〕

2022年11月25日 13:02

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 宇宙飛行士で医師の古川聡氏(58)が研究代表者を務めた宇宙医学関連の実験で、データの取り扱いなどに不適切な点があったことが25日、分かった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は同日、医学研究に関する倫理指針に抵触したとして、文部科学、厚生労働両省に報告した。JAXAは同日午後、記者会見し、関係者の処分などを発表する。

 文科省などによると、古川氏らは2016年から、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士らのストレス評価手法を開発するため、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)にある閉鎖環境施設で一般の成人男性らに生活してもらう実験を実施。この過程で、データの不適切な取り扱いがあり、19年に中止された。研究結果は論文などで公表されておらず、文科省などのガイドラインで改ざんや捏造(ねつぞう)などを示す「特定不正行為」には当たらないという。

(2022年11月25日 時事メディカル)

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