心房細動患者の転帰に肥満パラドックス
中東湾岸地域のGulf SAFEレジストリ
2023年01月10日 05:05
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中国・Peking University Third HospitalのYan-Guang Li氏らは、中東湾岸地域における心房細動(AF)の管理と転帰を検討した多施設前向き観察研究Gulf SAFEレジストリに登録されたAF患者約1,800例を解析した結果、肥満でBMIが高いAF患者ほど脳卒中または全身性塞栓症(SE)、出血、心不全(HF)による入院、全死亡、これらの複合のリスクが有意に低いという「肥満パラドックス」が認められたとFront Cardiovasc Med(2022年11月30日オンライン版)に発表した。